Javaの新しいリリースモデルに関するアトラシアンのサーバー製品のポリシーについて

image2019-2-19_20-19-24.png (AdoptOpenJDK 11.0.1+13で起動したJira8.0の画面)

アトラシアンのサーバー製品のうち、Jira Software/Core(以下Jira)、Confluence、ならびにBitbucket Server(以下Bitbucket)のOpenJDKへのサポート状況について、まとめました。

Jira/ConfluenceのサポートするJDK/JREは、OracleのJDK/JRE8でしたが、OracleはJava SE8の公式アップデートの終了を発表しています。これにより、有償のサブスクリプションまたはサポート契約をお持ちの、Oracleを利用しているユーザーのみが、OracleのJDK/JREのアップデートの取得が可能になります。

ユーザーへの選択肢の提供のため、アトラシアンはサーバー製品のOpenJDKへの対応を進めています。

アトラシアンのOpenJDKのサポートに関する方針は、以下のAtlassian Developerサイトのエントリーにまとめられています。

JiraのOpenJDKサポートについて

Jiraはバージョン7.13より、AdoptOpenJDK 8のサポートを開始しています。AdoptOpenJDKは、オープンソースであるOpenJDKのビルドを提供するコミュニティーベースの取り組みです。アトラシアンは、OpenJDKでの製品の動作確認にAdoptOpenJDKを使用しています。

Azul SystemsのZuluや、Linuxディストリビューションが提供するOpenJDKの配布パッケージなども、サポート対象となります。ただし、仮に発生した問題がOpenJDKのパッケージに起因する場合は、OpenJDKのパッケージのサポート元への問い合わせをユーザーに依頼する場合があります。

Jiraでは、Oracle JDK/JRE 8 での Jira の実行も引き続きサポート対象としています。また、インストーラーが同梱するJREは、以前のバージョンと同じくOracle JRE8が組み込まれています。

また、長期サポートの対象であるエンタープライズリリースのJira7.6(最新のエンタープライズリリースはJira7.13です)も、バージョン7.6.11より、AdoptOpenJDK8をサポート対象としています。

最新のJiraバージョン8.0では、当初Java11がサポート対象となる予定でした。しかし執筆時点の最新版である、2019/2/20にリリースされたJira8.0.1では、AdoptOpenJDKの最新のビルドである11.0.2+9でJiraのアプリケーションが起動しない問題があります。このためJira8.0のサポート対象となるJDK/JREは、OracleJDK/JREとAdoptOpenJDKともにJava8となっています。

ConfluenceのOpenJDKサポートについて

Confluenceはバージョン6.13より、AdoptOpenJDK8をサポート対象としています。Oracle JDK/JRE 8 でのConfluenceの実行も引き続きサポート対象となります。

また、インストーラーが同梱するJREは、6.13.2ならびに6.14.1よりAdoptOpenJDK8となっています。

Java11は、今後のバージョンでサポート対象となる予定です。

BitbucketのJava11サポートについて

Bitbucketは、以前より動作環境としてOpenJDKをサポートしています。2019/2/12にリリースされたBitbucket6.0より、Java11が実行環境のサポート対象となりました。

ただし、現在の最新版であるバージョン6.0.1では、AdoptOpenJDKの最新のビルドである11.0.2+9でBitbucketのアプリケーションが起動しない問題があります。このため、Oracle JDK/JREとOpenJDKともにバージョン11.0.2はサポートの対象外となっています。

Bitbucketでは、Oracle JDK/JREおよびOpenJDKのバージョン8 でのBitbucketの実行も引き続きサポート対象としています。また、インストーラーが同梱するJREは、以前のバージョンと同じくOracle JRE8が組み込まれています。

以上、アトラシアン製品のOpenJDKサポート方針についてでした。