価値定義
最初にやるべき
「一つのこと」を見つける
プロダクトをすばやく市場に投入してフィードバックループを回すためには「大きすぎない仮説」が必要不可欠です。
Graatの価値定義ワークショップは、従来型のIT開発手法に慣れ親しんだ企業において、アジャイルな検証サイクルに適したサイズの仮説設定を可能にし、プロダクトの迅速なローンチと成長を後押しします。
企業が抱える課題
- ステークホルダーが多すぎて要件を整理しきれず、焦点のぼやけたプロダクトが出来上がる
- 社内調整や手続きに時間をかけているうちに、市場環境が変わってしまう
- アジャイル開発に適した要件定義の方法がわからず、うまく進められない
Graatの提案
Graat’s Insight
- よくある
失敗 従来型の事業企画では、投資決裁を行う際の判断材料として、初期投資の回収期間や現在価値を吟味することは「常識」です。しかし、不確実性がますます高まる今日の市場環境においては、3年・5年といった長期の収支計画は、所詮「皮算用」に過ぎません。 投資回収の確実性に重きをおいた意思決定の考え方が、新しいビジネス発掘の足枷となっている例は、意外に多いのです。 - Graatは
こうする プロダクトの初期段階では、顧客価値の仮説とのバランスにおいて初年度に許容できる投資額を判断し、最小限の機能 ( MVP : Minimum Viable Product ) を素早くローンチして市場の反応を見ることが重要です。 Graatのワークショップは、「リーンキャンバス」や「バリュー・プロポジションキャンバス」といったポピュラーなフレームワークを用いながら、MVP定義にフォーカスしやすいアレンジを加え、従来型の事業企画に慣れたメンバーが、うまくプロダクトの価値定義を行えるようリードします。
Graat’s Insight
- よくある
失敗 「アジャイルと計画」問題は、多くのチームの悩みの種となっています。例えば、以下のような例をよく目にします。 ・アジャイル開発だからプロジェクト計画は立てる必要がない(あるいは立てられない)と考え、正式な計画がないままプロダクト開発を進めた結果、ローンチ目前になって社内外の調整で大混乱 ・アジャイル開発にフィットしない「従来型」のプロジェクト計画 - スケジュールも、スコープも、コストも、全てが固定の計画 を立て、実態との乖離から形骸化してしまう - Graatは
こうする アジャイル開発におけるマスタースケジュール - プロダクトロードマップとリリースプランは、一度作ったら変わらない計画ではありません。時間の経過と共にチームの成熟と学習が進み、これを受けて計画の精度も向上して行く。こうしたサイクルを前提とした「リリースに関する仮説」です。 Graatのコンサルティングは、エンタープライズスケールのプロダクト開発に必要な、月単位のマスタースケジュールの作成と社内合意、定期的な見直しなどを、お客様の組織に合わせて設計します。
Graatの進め方
STEP 01
MVP(MimumViableProduct)仮説を定義する
顧客データベースや市場調査結果などをもとに、ペルソナを定義する ペルソナの価値観や課題をリストアップし、ペルソナにとって重要な順に並べる プロダクトの機能をリストアップし、重要な順に並べる 両者が整合するまで、繰り返す この過程で、プロダクトのコア・バリューについて、チームメンバーの意見を収束させて行く
STEP 02
顧客体験のラフスケッチを描く
ペルソナがプロダクトを利用開始してから終了するまでに発生する利用シーンを想定しながらエピックを洗い出す MVP仮説の検証にとってもっとも重要なエピックを選び出す 選んだエピックについてカスタマージャーニーマップを作成する カスタマージャーニーとCTAをマッピングし、MVP仮説を定量的に検証するための指標を設計する
STEP 03
ファーストリリースのスコープを決める
カスタマージャーニーマップをもとに、システムアーキテクチャ、未検証の技術課題、大まかな開発量を想定する ビジネス側のスケジュール、予算などを勘案し、プロダクトロードマップとファーストリリースのスコープを仮決めする プロダクトロードマップとリリースプランの社内合意、改訂に関するルールを設計する
STEP 04
ファーストリリースに向けたチームを編成し、
ゴールを共有する
システムアーキテクチャ、技術検証の要否、想定する開発量などを勘案してチームを編成する(外部に委託する場合はこのタイミングで調達) チームメンバーを集め、ファーストリリースのコンセプト、スコープ、リスクやチームの価値規範などを共有する
事例紹介
株式会社IM Digital Lab様
創業約350年、三越伊勢丹が培った資産がデジタル化されて新たな可能性を生んだ。
その裏には、Graatによる組織変革があった
アットホーム株式会社様
ワークショップ型の充実した研修で、デジタルサービス時代に必要不可欠な「スピード感」と「相互理解」を習得