Atlassian Cloud「今週の新機能」をさわってみました (11)
「Atlassian Cloud」の毎週公開されるリリース情報ブログの中から「新機能」を取り上げて実際にさわってみるシリーズです。(Standardプランのみ取り上げています。)
シリーズの他の回は、こちらから閲覧できます。
今回は、「Atlassian Cloud の変更 - 2021 年 2 月 1 日 ~ 2 月 8 日」より紹介します。
Jira プラットフォーム
■今週の新機能: 新しい課題ビュー: すべての添付ファイルの削除
さわってみましたこの機能は、課題に添付されているファイルを、一度にすべて削除することができます。
操作
- ファイルが添付されている任意の課題を開きます
- 添付ファイルと書かれている行の右にある「・・・」をクリックします
- 表示されたメニューにある、「すべて削除」をクリックします
今までは、個別に削除していたものが、一度にすべて削除できるようになったので、大変便利になりました。
■今週の新機能: デプロイメント情報のエクスポート
さわってみましたこの機能は、プロジェクトの「デプロイ」に表示されているデータをCSVとしてダウンロードすることができます。
操作
- 左メニューより、「デプロイ」をクリックします
- デプロイ画面の右上にある「エクスポート」をクリックします
ダウンロードできるCSVには以下のような情報が含まれていました。
- 課題のID
- 課題の要約
- 課題へのURL
■アップグレード後に Code in Jira を自動的に有効化
さわってみましたこの機能は、プロジェクトの左メニューに「コード」の選択肢が増え、プロジェクトで利用しているコードホスティングサービスと連携ができます。
本新機能の説明では、以下のように書いてありましたが、当環境では、ソースコードプロバイダーツールをインストールしていなくても、「コード」の選択肢が左メニューに増えていました。
1 つ以上のソース コード プロバイダー ツール (Github、Gitlab など) をインストールすると、アップグレードに伴い、すべての Jira プロジェクトでコード機能が自動的に有効化されます。
■今週の新機能:デプロイ頻度のインサイトを確認
さわってみましたこの機能は、当環境では、インサイトパネルを表示するためのボタンが存在していません。
おそらく、まだロールアウトされていないと思われるので確認ができませんでした。
■今週の新機能:クラシック ソフトウェア プロジェクトでヘルプを利用する
さわってみましたこの機能は、画面上部の?マークのボタンを押すことで、現在開いている画面のヘルプがでます。
ヘルプ内容の一部は、英語で表記されているようです。
Jira Software
■今週の新機能:ロードマップ: 課題をキーで絞り込みおよび発見
さわってみました過去に同一の機能を取り上げているので、Atlassian Cloud「今週の新機能」をさわってみました (7)をご確認ください
■ロードマップ: 担当者およびラベル フィルターに一致する新規課題
さわってみました過去に同一の機能を取り上げているので、Atlassian Cloud「今週の新機能」をさわってみました (7)をご確認ください
Bitbucket
■今週の新機能:プル リクエストでコメントの下書きを保存
さわってみましたこの機能は、コメントを投稿する画面で「Cancel」を選んでも、次回画面を開いたときに、入力していた内容が保持されるようになるようです。
個人的に、Cancelを押したあとに、入力内容が保持されていてほしいと思うことはあまりないので、この機能がうれしいかどうかは、人によりそうです。
今回は以上です。
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