Confluenceのファイル編集機能
このエントリーは、Atlassian(Jira , Confuence, Trello, Bitbucket)のTips紹介 Advent Calendar 2018 の13日目エントリーです。
アトラシアン社のコラボレーションソフトウェアであるConfluenceには、ExcelやPowerPoint等のMSOfficeのドキュメントを始めとして、様々なファイルをWebブラウザーから直接クライアント(WindowsおよびmacOS)上のアプリケーションを起動して編集する機能があります。これまでこの機能はクラウド上(Confluence Cloud)でのみ提供されていましたが、2018年8月にリリースされたConfluence 6.11よりオンプレミス版(Confluence Server)でもこの機能が使用可能になりました。このエントリーではこの機能を紹介します。
なお、ことわりがない場合、この説明に使用しているスクリーンショットはConfluence Cloudのものです。
Atlassian Companionアプリのインストール
以下サイトより、ブラウザーとOfficeアプリケーションの連携のためのアプリケーション(Atlassian Companionアプリ)をダウンロードしてインストールします。単一のアプリケーションでConfluence CloudとConfluence Server双方に対応しています。
アプリケーションの起動
Confluence上のファイルのプレビュー画面の右上のメニューを選択すると、Officeアプリケーションが起動してファイルが開かれます。
Confluence Serverの場合は、初回の起動時は、Confluenceのドメインを承認するためのダイアログが表示されます。
Officeドキュメントを編集し、上書き保存すると、Confluenceの画面上でファイルをアップロードするダイアログが表示されます。ここでは例としてタイトルに改行をいれています。ダイアログの「Update」を選択すると、Confluenceにファイルがアップロードされます。
なお、Confluence Serverで、Officeドキュメントを編集する際に、添付ファイルの履歴上に文字化けしたコメントが作成されるという問題があります。これについてはアトラシアン社のJiraに[CONFSERVER-56326] Editing with companion app leaves garbled comment on attachment when multibyte language is usedとしてチケットが作成されています。
このエントリーではPowerPointのファイル編集を例としてとりあげましたが、Photoshop ファイルや Keynote プレゼンテーションなど、様々なアプリケーションでファイルを取り扱うことができます。下の図は、ConfluenceからAdobe Illustrator CC 2018を編集するメニューを開いているところです。
以上、Confluenceのファイル編集機能の紹介でした。